10/7|G氏の隣人
この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ないはずです。
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都内某所|マンション|家賃130万~
潜伏開始|2017/09/13~
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G:おばさんにおはようといってみました
B:おばさん、こんな朝から居るの?
G:いるよー
B:惚れられるとか避けてね。。朝からなんて、その人いつ寝てるんだろうね…
G:何人かいるんちゃう?w
B:怖いから
G:エレベーターから俺が現れて、おはよー!っていったらギョッとしてたわ。ドアあけたときは逃げられるけど、エレベーターからは俺の後ろ側におばさん家があるからなw
B:初めてのパターンでビックリしてるかもね
G:中にいるとおもってたはず。それも今日の狙いだった。しかも、エレベーターから出なかったんだ。だから、いるとおもってたはず
B:なるほど
G:ギョッとする、って言葉がよく似合うw
B:監視員の目をくぐり抜けたのね
G:そのまま動かないから、横とおって、ふつうにはいったw
B:彼女にとっても初めてのパターン
G:ちょっと大変だったよ。非常階段はアッチサイドだしね
B:今は立ってるの?
G:いるよーw
B:懲りては居ないんだね…
G:うーん、、、そもそもなに考えてるのかわからへん
B:家出るときは居なかったんだね??また、エレベーターからげんさん出てきておはよーって言ったらビックリするだろうね
G:窓からでたのよ。で、バルコニーの非常ハシゴ。下の階の人に事情話して、協力してもろてん。そしたら、有名だった。おばさん・・
B:毎回、非常ハシゴで出たら?
G:いやー、下の階の人も迷惑やろw
B:そっかー…
G:まぁ、ひとつわかったことはどっかにセンサーが仕掛けてあるってことだ。過去の住人もふくめすべての出入りを監視することはできない。。とおもうのだが
B:センサー?
G:そうそう
B:ハイテクおばちゃん
G:だから、ギョッとしたんだとおもうのよね。か、、、まさかのずーーっとモニターみてるか、、、でも、無理があるからセンサーだろうな
B:ますます、謎が深まる
G:しかし動機がみえない。ないのかな。。
B:そうね…
G:まぁ、管理会社が一番嫌がる、ほかの住人を巻き込むの禁を犯してしまったので、やり方も考えないとね
B:無断にセンサー付けてるのを発見出来たら、追い出せるんじゃないの?そもそも、おばさん家のモニターから、隣のドアから出入りが見えるのもなんだかね…
G:標準のこっちの方のは、隣のドアの出入りは視えないけど、自分の家の前、その階のエレベーターの出入りと、メインエントランスの出入りがみれるようになってる。
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